大魔術師の拾いもの

味見

『大魔術師の拾いもの』
高森奈央は昔からふらりと消える子どもだった。
それもそのはず、奈央には空間を渡る能力があったから。ただし、自分では制御できず…。
あちこち行ってはそこでしばらく過ごすと戻ってくる。そんな生活を繰り返していた。

そんな奈央が最後に行き着いた場所は――迷い込む人は数知れず、な、狭間の世界の話。
異世界から来た人は「マレビト」と呼ばれて彼らが持つ別の世界の情報をほしがる――そんな世界に迷い込んだ女の子の話。 
ドタバタコメディーみたいにしたかったもの。

 

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