あるところにリナという小柄な少女がいました。
少女は町で不良たちに苛められているおじいさんを助けました。
まあ、ただ単に不良たちから金品を巻き上げようとしただけで、結果としておじいさんを助けたというだけでしたが。
とはいえ、おじいさんはリナにお礼を言って、小包を一つお礼にと渡してくれました。
(ああ、なんていい日なの! 不良たちからお金は取れるし、おじいさんからはお礼をもらえるし!)
リナは浮き浮きしながら、その小包を持って家へと帰ったのでした。
***
「さあて、な~にが出るかな~♪」
楽しげに歌いながら、リナは自分の部屋でおじいさんが渡してくれた小包を開け始めました。
茶色い紙に包まれた中から出てきたのは、一つの古いランプでした。
リナはそれを取り上げて、上から下から左右から、まじまじと見つめます。すると汚れているのが見えて、リナは顔をしかました。
「げっ、なんか薄汚れたランプねぇ。骨董品としてなら、それなりに売れるかしら?」
リナは一人呟きながら汚れたランプをごしごしと拭きました。
すると、いきなりランプの口から煙が出てきて、リナはびっくりしました。
「ぎゃーなに!? 何事!? 火事? 火事なの!?」
リナは慌ててランプを落としてしまいます。
そこへ聞こえてきたのは、なんとも間抜けな男の声でした。
「痛ってえ……いきなり落とすなよー」
「な、なに!?」
よく見ると、煙の中に人影が見えました。少しずつ煙も消えて、その人影はだんだんはっきりしてきます。
影はどうやら長身の青年のようでした。
「次の持ち主はお前さんかぁ。ちっこい女の子だな」
「ちっこいは余計じゃいっ!」
リナは履いていたスリッパで、すかさず青年にツッコミを入れました。
なんて素早い動きなんでしょう。青年はびっくりして動くことができず、スリッパの直撃を食らいました。
室内にすぱーんという小気味良い音が響きます。
「だいたいあんたナニモノ!? ってか乙女の部屋に無断で入っていいと思っているの!」
「乙女って……」
「あたしよ、あ・た・し! なんか文句ある!?」
怒鳴りつけるリナに、青年はリナの頭からつま先までじっと見つめた後。
「確かに乙女だな」
「どこを見てそういうのよ!?」
「どこって……いろいろ?」
「あーもう! とにかくあんたは一体なんなのよ!?」
「おう、よく聞いてくれたな」
やっと名乗る機会が訪れたようで、青年は嬉しそうな笑みを浮かべました。
その笑みに、リナはやっとこの青年がとても綺麗な顔をしていると気づきます。
着ている物はだぶだぶのズボンに裾を絞ったもの、上半身にいたってはベストのようなものを着ているだけで見慣れない格好ですが、どこかエキゾチックな雰囲気で、リナはなんとなく落ち着かない気分になりました。
青年はそんなリナの態度に気づかずに、自分のことを指差して。
「オレ、ガウリイっていうんだ。この魔法のランプの精で、呼び出した人の願いを三回叶えてやってる」
ガウリイの自己紹介に、リナの表情が変わりました。
「願い事? 三回!?」
「おう。何でも言ってくれ」
豪快に返事をしたガウリイに、リナは「お金! ありったけのお金を頂戴!」と叫びました。
ガウリイは快く承諾し、なにやら呪文を唱えます。
リナは心の中で、『ああ、これであたしは大金持ちになれるのね!』と嬉々としました。
が、頭上から降ってきたのは、いろいろな金属でした。鉄の塊がリナの頭にぶつかり、リナは「痛い!」と騒ぎます。
ガウリイはそれを聞いて、慌てて止めました。
「ちょっと! あたし『お金』って言ったんだけど? どうして『金物』が降ってくるのかな!?」
「いやぁ、ちょっと失敗しちまったみたいだ。悪い、悪い」
「悪いで済むかあっ! じゃあ、この願い事はカウントされないのね?」
「あー、それは駄目。失敗しても魔法を使えば願い事として数えられるんだ」
「なんですってえ!? 失敗して! しかも呼び出した人に怪我までさせたのにっ!?」
冗談じゃありません。こんなことなら願わなければ良かった、とリナはものすごく後悔しました。
ひょっとして、目の前のランプの精はものすごく落ちこぼれなんじゃないか、と疑いの目つきで見ます。
どうやらガウリイはそれを察したようで、慌てて口を開きました。
「悪かったって。あと二つは絶対失敗しないから。な、機嫌直してくれって」
ガウリイ自身、呼び出した人が三つの願いを言わなければ、ランプに戻ることはできません。
リナが拗ねて、ここでランプを捨ててしまえば、ガウリイはランプに戻ることもできずに路頭に迷うことになるでしょう。
そうなったら大変だ、となんとかリナを宥めます。
「分かったわよ。ただし! 今度失敗したらただじゃ置かないからね!」
リナはそう言いきると、次の願い事を考え始めました。
リナは今大学生で一人暮らしをしているため、家族の目を気にする必要はありませんでしたが、それでもこんな変な格好の大男に家に居座られるのは、あまりいいものではありません。
リナは一生懸命次の願い事を考えました。
「そうだ! あの……えっと……」
「なんだ? 思いついたのか?」
「え、あ、うん。思いついたんだけど……」
「なんなんだ? 今度はちゃんとやるから何でも言ってくれ」
嬉しそうなガウリイとは反対に、リナの返事は歯切れが良くありません。
もじもじしながら頬を染めて、「やっぱりこれしかないわよね。あーでも、いきなりこんなこと言うの恥ずかしいし……でもやっぱり……」とぶつぶつ呟いています。
「リナ?」
俯きながらぶつぶつ呟くリナに、心配になってガウリイは覗き込むと、リナの頬が更に赤く染まりました。
「何でもいいぞ。それに前の持ち主の願い事は、ぜったい次の持ち主には話さないから」
「あら、ランプの精でも個人情報保護法とかあるの?」
「いや」
この世の中、個人の情報やプライバシーはとても大事なものです。
今では個人情報保護法などというのも出来ており、それがランプの精の世界にまで及んでいるのかとリナは考えました。
が、ガウリイはあっさり否定します。
そしてその後出てきたガウリイの言葉に激しく脱力したのでした。
「オレ、物忘れが激しいから」
きっぱり言い切ったガウリイに、リナはガクリと肩を落としました。
そして、もしかして先ほどの魔法も呪文を忘れたがために、『お金』ではなく『金物』になったのかもしれない――と考えました。
(もしかして……すっごく厄介なもの押し付けられたんじゃあ……)
願い事を三回叶えてくれるという貴重な魔法のランプ。
そんなものをちょっと助けだけの人にくれてしまうのだから、リナの推測は当たらずとも遠からず、といったところでしょう。
リナは早く願い事を三回叶えてもらって、ガウリイには退場してもらう決意をしました。
そのため、意を決して二番目の願い事を口にします。
「あ、あのね。あの…………胸……を大きくしたいの」
「胸をか?」
「はっきり言うな!」
リナの乙女の恥じらいはガウリイには通用しません。小声でそっと言ったのに、大きな声で聞き返されてしまいます。
思わずツッコミと共に、二度目のスパーンとスリッパの小気味いい音が室内に響きました。
はーっと深いため息をついたリナは、腰に手を当ててキッとガウリイを睨みます。
この部屋にはリナとガウリイの二人しかいないので、他にリナの願いを聞くものはいません。それに、このすっとぼけたガウリイならすぐ忘れるだろうと、リナは開き直って二番目の願い事をもう一度言いました。
「だから、胸を大きくしたいのよ」
「どうしてだ?」
「だから……年の割には、その……小さいから………」
リナは現在大学二年生、十九歳です。年の割りに顔は童顔で幼く、体型も細くて肉付きが子どものようでした。もちろんそんな体で胸だけ大きいわけがありません。
特に、小さな胸はリナのコンプレックスの元でした。
「そうかあ? 小さいほうが良さそうだが」
「どこをどうとったらそういう意見が出てくるのよ!? いい? 貧乳ってだけで女扱いされないわ、子どもと間違えられるわ、いいとこなんて一つもないんだから!!」
リナが女扱いされないのは小さな胸のせいだけではありませんでしたが、リナの頭の中では『胸が小さい=女の魅力がない』という図式が成り立っていました。
そのため男勝りな性格ではなく、すべて貧乳のせいだと思い込んでいたのです。
「えー、でも小さいほうが感度がいいって言うぞ」
「どっからそんな話聞いてくるのよ!?」
「あーランプの口から人間の話が聞こえてくるんだ。大きいのがいいってのもいるけど、貧乳好きなやつも結構多いんだぞ。感度がいいとか、育て甲斐があるとか。オレも小さいほうがいいなぁ」
「……っこんのぉ、耳年魔のスケベ変態精霊ぇぇぇぇえええっ!!」
リナはガウリイの言葉に見る見るうちにゆでだこになって、ソファに置いてあったクッションでぼすんぼすんとガウリイを叩きました。
ガウリイはリナを慰める(?)ために言ったのに、どうして叩かれるんだろうと納得いかない顔をしています。クッションを取り上げ、リナに「落ち着け、落ち着け」と言いながら、何とか宥めようとしました。
リナも疲れてきたのか殴る手がだんだん鈍くなっていきました。それに叩いても叩いてもまるきり効いてないようなので、リナはそれ以上殴るのを諦めました。
心の中で、なんて頑固な体なのよ! と舌打ちします。
「とにかく、持ち主の願い事を叶えるのがあなたの役目でしょ!? あたしの望みなんだから、文句言わないでちゃんと叶えてよ!」
「そう言われても、あんまり胸を大きくすると重かったり肩が凝ったりといろいろ大変だって聞いたし。そんな目にあわせたくないしなぁ」
「あたしがいいって言ってるんだからいいの!」
どうしてこの男はそんなに説得するんだろうか――リナは苛々して叫びました。
ガウリイは小さなため息をつきます。
「あのな、胸だけ大きくしてもバランスが悪くなるだけだぞ」
「ム。なによ、その言い草。自分が格好いいからって……」
「オレのことじゃなくて……リナは全体的に小さい作りだろ? それが胸だけボーンじゃ体のバランスが崩れるんだよ」
「どうせあたしはチビよ!」
「そんな突っかかるなって。だから変えるとなったら全体的にバランスよくするとか……」
どうもガウリイはリナの体型全部を含めて考えているようで、今のリナの体型に胸だけ大きくするのは気が進まないようでした。
ガウリイはリナにはリナの魅力があるんだと伝えたくて、ない知恵を必死に絞って考えます。
「だったら丸ごと格好いい体にしてよ!」
「駄目」
「どうして!?」
「そんなことをしたら、リナの魅力がなくなっちゃうだろう。リナは胸が小さくて嫌だと思っているけど、リナの今の体は生命力に溢れていていいと思うぞ。変えたらやっぱり変な感じになってしまうし」
「でも!」
美容整形などしなくても、綺麗になれるチャンスなのです。
リナはガウリイの言いたいことも分からないでもありませんでしたが、それでも胸を大きくするという秘かな野望は捨て切れません。
ガウリイは仕方なく、リナを姿見の鏡の前に立たせました。
「確かにリナはちっこいけど、全体的にバランスが取れてるだろう? それを……」
ガウリイは話を途中で切ると、ある呪文を唱えました。
するといきなり姿見に映ったリナの胸が大きくなりました。
リナは信じられなくて触れてみると、確かにそこには大きくなった胸がありました。
「これよこれ! ガウリイ、あんたやればちゃんと出来るんじゃない!」
リナはとても喜びました。
手で触れた感触もあり、幻などではありません。憧れていた大きな胸を手に入れたのです。
「そうじゃなくて、よく見ろよ。胸だけ大きくてバランス悪いと思わないか?」
「え……」
確かに鏡に映ったリナの体は、細い手足に比べて胸だけがやたら大きくて、なんとなく違和感があります。
けれどリナにとっては胸が大きくなった喜びのほうが大きいのでした。
「えっと……確かにそうかもしれないけど、見慣れれば変じゃないわ」
「いや、こっちのほうがいい」
ガウリイがそう言うと、リナの胸はまた以前の大きさに戻ってしまったのです。
「えええ!? なんで? どうしてえっ!?」
「タイムリミット、な。リナを分からせるためにやった魔法だから」
ぶちっ
「ちょっと待てえ! 人をぬか喜びさせといて、結局それかいぃぃぃっ!?」
冗談じゃない。せっかく憧れの胸を手に入れたのに――とリナの怒りは頂点に達しようとしていました。
そこへ更に追い討ちをかけるように、ガウリイはとぼけた声でこう言ったのです。
「あ、すまん。二回目の魔法使っちまった」
あっけらかんとしたガウリイの声に、リナの怒りはゲージを振り切って壊れてしまいました。表情が強張り、そのまま後ろへと意識を失って倒れてしまいます。
ガウリイは慌ててリナを抱きとめました。
***
「……あたしの胸ええええええっ!」
リナは手を伸ばした状態で目が覚めました。
夢では小さくても僅かにあった膨らみでさえなくなってしまう夢を見たのです。
そして、その先にはその原因になった魔法のランプの精のガウリイが――
「くぉんのおおおっ! あたしの胸を返せえええっ!!」
「リナぁ!?」
「あーたーしーのーむーねー!」
「うわああ、待て! 胸ならあるだろうが!」
ものすごい形相で胸倉をつかまれて、ガウリイは慌ててリナの胸を指差しました。
リナは視線を下に向けると、そこには確かに小さいけれど、見慣れた自分の胸がありました。
「良かったぁ……全部なくなっちゃったかと思ったわ……」
「悪い。ちょっとやりすぎたみたいだ」
心底ほっとした表情のリナに、ガウリイは素直に謝りました。ここまで胸にこだわっているとは思わなかったのです。
ガウリイからすれば、リナの体型はこじんまりとしているものの、バランスよくまとまっていると思っていました。だからこそリナを説得しようとしたのですが――まさかここまでショックを受けるとは思わなかったのでした。
「すっごいショックだったわ!」
「すまん……」
「願い事もあと一回しか残ってないし!」
「悪かった……」
「他にもいっぱいお願いしたいことあったのにぃっ!」
「いや、三回だけって決まってるから。」
最初は素直に謝っていたものの、リナの『いっぱい』という言葉においおい……といった表情になりました。
リナはそれを見て、ギロリと睨みつけます。
「二回も失敗したの誰?」
「オレです」
「人を恐怖のどん底に突き落としたのは誰?」
「オレです。……って、恐怖のどん底って?」
「意識を失っている間に胸が真っ平らになった夢を見たわ。この世で、これ以上の恐怖はないくらいだったわ!」
「すまん。……ああ、ええと、魔法を使わないで大きくすればいいんだよ! そうすれば願い事があと一回は使えるぞ!」
「ををっ! それは画期的なアイデアね! ……って、まさかさっき言ったみたいに揉んで――なんてことないわよね?」
リナに先を言われて、ガウリイはぎくっとしました。
しかしガウリイには魔法を使わないで、となるとそれしか思いつきません。ごにょごにょと口ごもるしかありません。
「あたしヤダからね! す、好きでもない人とそんなことするなんて」
「でも魔法を使わないでっていったら他に思いつかないし。……って、そうだ! 彼氏にやってもらえばいいんだよ! な、そうすればリナだって文句ないだ…………リナ? おーい? リナー?」
ガウリイが何とかリナを説得しようとしましたが、反対にリナは俯いて肩を震わせています。
ガウリイは心配になってリナを覗き込むと、いきなり顎にパンチを食らいました。
「うっさあああいいっ! あんたっていうヤツはとことん人のこと馬鹿にしてえっ!! どうせあたしはチビで胸なしで彼氏いない暦十九年よおおっ!!」
リナの勢いはすさまじく、ガウリイは殴れて床に倒れました。
さらに止めをささんとばかりに、リナが置いてあった小さなテーブルを持ち上げるのを見て、ガウリイは慌てて起き上がって止めに入ります。
「うわーっ、待て! 待てー! そんなことまで言ってないだろう? だいたいリナに彼氏がいないなんて思わなかったんだよ!」
「おのれ、まだ言うかあっ!?」
「仕方ないだろう。リナのことかわいいと思ったんだから……」
「かわ……いい?」
リナはガウリイの『かわいい』という言葉に、動きがぴたりと止まりました。そのため持っていたテーブルはガウリイが受け止め、そっと下に下ろします。
リナはその間に頬が熱くなってきました。リナには『かわいい』という言葉も聴きなれない言葉で、それだけで充分効果があったのです。
「…………いきなりそんなこと言うの、反則だわ」
「そう言われてもなぁ。リナ見てかわいいなあって思ったから、魔法でリナを変に変えたくなかったんだし」
「ええ!?」
確かにガウリイはリナを一目見て気に入っていました。
小さいのに元気があって、ポンポンとものを言うし、何よりもスリッパで叩かれるなど、ガウリイにとってはとても新鮮でした。
それまで魔法が使えるランプの精ということで、皆、ガウリイのことを崇めるような、そして畏怖するようなところがあったのです。
もちろん、ガウリイのとぼけっぷりに最後は呆れてランプを置いて去る人たちも多かったのですが。
そんな人たちの手を渡り歩いてきたガウリイには、リナはとても新鮮でした。
それにお世辞ではなく、リナのことがかわいいと思ったのです。まだ少女と言って差し支えない容姿と体型でしたが、リナが黙って立っていれば、十人中、五、六人はかわいいと思うでしょう。
リナの問題は容姿ではなく、その男勝りな性格だったのですから。
「じゃあじゃあ……最後の願いごとはあんたが彼氏になって側にいてくれますように――ってのでもいいわけ?」
「いいも何も……それなら魔法なんかいらないぞ」
「え?」
「別に最後の願い事を言わなければランプに戻れないし。それに……」
「ガウリイ?」
「リナは面白いから、リナの側にいたいって思うしな」
二人は目を合わせると、お互いに笑い出しました。
「確かにあんたのようなヤツだったら、楽しくいられるかもしれないわ」
「オレもリナとだったら世界が面白く見えると思う」
まだ恋とは言えないかもしれません。
けれど、リナはこのすっとぼけたランプの精が気に入ってしまったようです。
ガウリイのほうもリナのことが気に入ったようで、お互い同じ思いのようでした。
「じゃあ、最後の願いごとは保留ってことで」
「ああ、ゆっくり考えてくれ」
「んじゃ、これからよろしく!」
「おう! こっちこそな」
こうしてガウリイはリナの家に居つくことになりました。
ガウリイのおかげで、一人だったリナの部屋は毎日笑いが溢れる明るい部屋になりました。
え? そのあと、最後の願いごとを、リナがなんに使ったかですか?
それはご想像にお任せしますが、二人は幸せなようですので、もしかしたら使わなかったかもしれませんね。
雑記で書いていたのをそのまま持ってきて最後まで書きました。
最後の願いごとはどうしようかな、と思ったんですが…(たとえばガウリイがリナに、「ずっと一緒にいられるように、オレが人間になるよう願いごとをして欲しい」とかいうのもありかなーと思ったんですが)
とりあえず楽しければOKということで、うやむやにして終わりにしてみました。それにしても胸、胸と連呼してますね(汗)